高麗人参の中に多く含まれる成分に「糖」があります。この糖の持つ性質としてあげられるのは、水溶性が高いということです。ですから、この糖の性質を考えてアルコールの濃度を低くさせることで、高麗人参のエキスをより多く抽出できるようになります。このような方法で高麗人参のエキスを抽出するさいには、アルコール分としてエタノールが用いられます。水溶性が高いわけですから、高麗人参のエキスを水100%で抽出すると47.8%抽出できるのに対して、同じようにアルコール(エタノール)で抽出すると17・8%にまで抽出率下がってしまいます。そこで、アルコール(エタノール)濃度を低くすると抽出率を上げることができます。例えば、アルコール(エタノール)を75%に下げたなら抽出率が34・4%に上がり、アルコール(エタノール)を35%に下げたなら抽出率が46.3%にまで上がるという結果があります。この結果から見ても、アルコールの濃度と高麗人参のエキスの抽出率が反比例していることがよくわかると思います。
