高麗人参の中でも、主根以外の部位によって人参を分類する事があります。その分類された高麗人参には、ひげ人参、束毛人参、間引き人参などはあります。今回は、その中の一つ「束毛人参(垂根)」に的を絞ってお話したいと思います。
束毛人参とは、数種類あるひげ人参の中でも最高級といわれているもので、そのサポニンのバランスは抜群に良いそうです。高麗人参の新芽のついた根茎の部分に、直径5mm程度のピンと伸びた根の部分の事です。その数は、高麗人参一つから1〜2本と貴重です。この束毛人参の効能は、胃腸病、咳止め、増血剤、下痢止めなどで、多くの人が使用していたといいます。束毛人参の味は、苦味は少なく人参らしい味で服用しやすいでしょう。
間引き人参(苗毛)と呼ばれる高麗人参もあります。その名が示す通り1年目の段階で、生育の悪さなどが理由で間引かれてしまった高麗人参です。間引きされてしまうような高麗人参ですから、有効成分も微量ですし、味、風味、食感ともに劣ります。本来の高く評価されているような高麗人参とは、その品質は劣悪で比較になりません。
